八ヶ岳キレット|キレット小屋てテント泊

八ヶ岳キレット|キレット小屋てテント泊

2021.05.29〜05.30
1週間前も北横岳に来てましたが、2週連続で八ヶ岳へ。
まだ通過したことなかった八ヶ岳キレットを歩くのを目的に、真教寺尾根も歩いてみたい!という計画

キレットといえば、三大キレットである「大キレット」「八峰キレット」「不帰キレット」が有名ですが
大キレットが危険というのは同意ですが、八峰と不帰はどこが危険・・?という感じでした。
今回の八ヶ岳キレットは初めて通過ですが、思ってた以上に標高差があるな〜と、あの有名な階段が怖かったです😔 風が強かった影響もあると思うのですが、大キレット→八ヶ岳キレットの順かな🤔

ダイジェスト動画
CTはこんな感じ

Day.1 天女山から権現岳を経てキレット小屋へ

天女山の登山口に到着!きれいに舗装された駐車場でした
駐車場の一番奥に登山口があります
ひじょーーーーに歩きやすい登山道
15分歩き、天の河原に到着
少し装備を直してすぐ出発
前三ツ頭が見えてるが、かなり雲が厚め😕
たしかここが1859ピークだったハズ
序盤は斜度緩めでホントに歩きやすい登山道
しかもほぼ真っすぐ登ってるのでムダが無く、こーゆーの好き😊
太い倒木をくり抜いたベンチ👏
少しずつ斜度がきつくなってきた
標高2,000m案内がありました
キツくなってきたなーと思ってたら
ここが一番きつい看板があった!!
キツい・・けど時間はあるからゆっくり登る
少し開けた場所に出た
北杜市の町とその奥に南アルプス
また樹林帯に突っ込み
前三ツ頭まであと10分!がんばろー💪
ここの急登を登りきれば
ここが前三ツ頭のピーク
三ツ頭まで50分かー

標高上げるにつれ天気は悪くなり、風も強い
行く先も曇天だし、もう帰ろっかなーと、、いつも通りめんどくさい病が出てきたぞ。

まぁまだ8時半だし、登ろ (テンション低め)
でかい落石に「右によれ」
再び樹林帯を歩く
分かりにくいけど、観音平方面への分岐がありました
これをすぎると三ツ頭はスグそこ
三ツ頭に到着!
権現や赤岳方面は完全にガスに包まれてるな😕

と、ザックを降ろし休憩していたら
少しずつ雲が取れそうな雰囲気が出てきた

左に編笠山と、そこから下った青年小屋が見えてきた
権現も頑張れ・・!!
そして願いが叶う☆彡

スカっとまでは行かないものの、権現岳への道は雲が取れ、その凛々しい頂上もやっと姿を現した。
右側には阿弥陀〜中岳〜赤岳も雲が取れてきた!!
ということで、テンション復活☺️

少し進んで、さっきまでいた三ツ頭を振り返る
権現近づいてきたー
近づくと斜度にややビビるが、天気が回復してきたテンションでそのこと忘れてる
登ってきた方はどんどん天気が回復!
さっきまでいた三ツ頭の奥に富士山も見えるし、写真右側には南アルプスたち。
雪が被ってるのが甲斐駒や仙丈ヶ岳と、真ん中あたりは北岳かな?
ギボシの頂上に1人と、登ってる人が4〜5人
そしてヘリもいる
ヘリは阿弥陀の方に向かいましたが、5分くらいで戻ってきて南アルプス方面へと消えていきました
そして僕は権現の頂上へ
標識は最高点から少し下にありました
ここを登っていくと最高点に行けます
あ、動画はあるけど写真無かった・・🙇‍♂️
権現小屋とギボシ
今季は営業してるのかな?してないのかな?(調べてすら無い・・🙄)
ギボシのピークの人はずっと居たから
たぶん写真撮って欲しいんだろなーと思って撮ってあげた
さっきまで居た権現岳の頂上。
赤岳方面に少し進んでます
そして見事に晴れた赤岳方面!
赤岳には何度も登ってるけど、こちらから見るのは始めてなのです。
とはいえ、阿弥陀〜中岳〜赤岳の稜線ってほんと分かりやすい🥰

そして、キレットへと入っていきます。
八ヶ岳のキレットといえば、よく見る長いハシゴ。いつ出てくんのかなー?って思ってたら

すぐ出てきた。まじでスグ。
え?もう?こんなとこにあるの?ってツッコんだ
61段のハシゴを降りきった

いや、このハシゴ・・僕はかなり怖かったです。
この日は20〜25m/sの強風で、ハシゴを降りる体にモロに吹き付けるから揺れる揺れる。
あと、段差がやや狭めで僕には合わず、一歩一歩わりと気を使って降りたので、61段がかなり長かった!
たぶん2分くらいかかったと思うけど、体感は10分くらい。疲れた😫

さっきのハシゴを少し遠くから
遠くから見ると、これ恐怖やん😂
分かってたけど、結構なアップダウンがあります
今いる場所よりかなり下がるみたい
赤岳は見上げてるのになぁ
緩いとこで写真を撮る1
緩いとこで写真を撮る2
ツルネに、出合小屋への案内出てた。
天狗尾根のバリルートはいつか来ようと思ってるので、帰りはここから下るってことね
ツルネから来た方面を振り返る
かなり下ってきてるよねー
崩れかけの樹林帯を歩いてたら
いきなりキレット小屋に着いた

キレット歩いてる最中、この小屋全然見えません!
地図的には『このへんだろな』と思ってても中々出会えなかったので、やっと安心タイム☕️

と思ったら、営業してなかった
どうやら今シーズンは休業のようです
しっかり調べもせず・・ダメですね

幸い、水はたくさん持ってるし携帯トイレもあるので、
テン場を使わせてもらうことにしました。赤岳超えて行者小屋行くのは辛いし、そもそも営業してるか知らないし・・

赤岳を見上げる一等地
ランチはポテトと野菜ジュース
デザートにハイボール!

このテン場、電波めちゃ入る👏
ahamo(docomo)ですが、たまに弱くなるものの4Gが安定して入るので、DAZNみてアマプラみてyoutube見て、友達と電話して・・街と変わらぬ生活ができました。
時折、トイレのバタンという音が聞こえたので、通過してる人がトイレ使ったようですが、
結局テントは僕1人。贅沢な八ヶ岳ライフを過ごさせていただきました。

晩メシはぶっこみ飯とハイボール2

Day.2 赤岳超えて真教寺尾根へ

朝は定番の炒めるだけチャーハン

夜も風は強く、この日も午前中は風速15〜20m/s予想
なので、早朝から行動せず、ゆっくり朝ごはんを食べ、ノンビリテント撤収してました

と、青年小屋で幕営し、赤岳ピストンしてるお兄さんと出会いました。
キレットピストンて面白いよね🤣
同じα7Ⅲ使ってることもあり、お話しながら赤岳目指すことになりました
小屋に下った分、今日は登り返します
今日は被写体がいるので撮影が楽しめる
ガレ場の取り付きです
ここから一気に登らされます😂
遠くから見てたら「登山道どこにあんの?」という感じ。
近づいても登山道っぽさはありません。
けど、ちゃんと歩けるんです。不思議〜🙄
ペンキマークもしっかりあります
ま、落石注意の道ですね。
斜度はキツイので、登りはいいけど下りは大変そ
阿弥陀をバックに写真を撮り
まだ登りは続きます
道はちゃんとある
あそこが終点!
頂上ではありませんが、この岩稜登りは終わります
ここからはハシゴなどで横移動しながら引き続き標高を上げるお仕事
ハシゴを登ったとこ
撮ってもらったやつ
画になるとこで撮る
お互いに
天狗尾根バリルートで、大天狗を歩くルートはかなり明瞭なトレースありました
不通の登山道とあんま変わなさそ
少しだけ稜線ぽさを味わえたとこ
歩いてきた道と奥に南アルプス
やっぱキレットだけあって、途中はかなり切れてるね
やっと赤岳頂上山荘が見えた!
ここで文三郎尾根と合流
たくさんの登山者が登ってきてました
相変わらず風は強く、頂上はややガスってました
今日知り合ったお兄さんと2人で
そして戻ります
真教寺尾根はキレット方向に少し進んだ後に分岐があります

分岐でお兄さんとお別れし、お互いの無事を祈って(祈るほどでもないが・・)
僕は真教寺尾根へ。お兄さんは青年小屋から観音平へ。

さ、ここからが「上の方が怖い」と聞く真教寺尾根
写真では伝わりにくいけど、たしかに高低差の大きい岩下りが多め
このような鎖場が3〜4箇所あったかな🤔
ただ、普通の登山道なので、落石だけ気をつければ平常運転で大丈夫です
大天狗越しの権現岳越しの南アルプス
これ下り終わった後だけど、ここが一番大変だったかなー
また標高を下げつつ、正面の尾根を歩くので
そろそろ樹林帯に突っ込むっぽい
突っ込みましたー
幾つか小ピークがあるので、少しのアップダウンあります
ただ登ったとしてもこの程度
扇山の頂上
眺望はありまへん😟
最後の登り返し
ここが牛首山の山頂です
ベンチで休憩!
こんな見晴らしの良い場所もありました!
今日はいい天気だなー
再び見晴らしの良い道を歩くと
そのまま平坦になって
なんか変なとこにでた
観光っぽい人が普通にいました
答えはコイツね。
観光客送迎マシーンがありました

リフトで降りると、ちょっと違う場所に連れて行かれるので
そのまま美し森へ歩いて下山します

ここからの下山、割と地獄だったなー
ふくらはぎにくる道で、ダラダラ長く、標高下げたので暑い
そして、途中無理やり観光地に寄らされている感があって、フラストレーション溜まります!

羽衣池という名の水たまりを木道で周回させられ
この地獄でしか無い階段を永遠と下らされ
振り返ると最高の景色を見せられ(別にいいんやけど)
最後もこの階段が長いのよーー

これを降りきれば、美し森の駐車場に出ます!
そっこーでソフトクリームを注文。食べてる間にタクシーの迎車をお願いしました。
観光地なので、タクシーは10分くらいで来てくれ、昨日の登山口「天女山まで」で2,600円でした。
このくらいの金額ならピストンじゃなく手軽に楽しめて良い!素晴らしい!

初めての権現岳、八ヶ岳キレット、真教寺尾根でした。
山小屋やってなくて焦ったけど、準備はしっかりしてあったので逆に快適に過ごせてしまった・・

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