みちのく登山シリーズ【早池峰山/岩手県】標高1,914 mの日本百名山
楽しい指数:★★★★☆
アプローチの林道はしっかりした公道で、道が細い箇所はあるものの、バスとも問題なくすれ違える道路でした。
河原の坊(かわらのぼう)登山口に到着。平日なので自分含めて4台くらいでした。
さ、登山開始!と思ったのですが・・
河原の坊コースは2016年5月に通行止になってるとのことで、ここから小田越(おだごえ)まで林道歩きです。
最新版をDLした山と高原地図にはしっかり書いてありましたが、普通に見逃していてここから登ろうと思ってました( ̄□ ̄;)!!
小田越まで林道(車道)を歩きます。
コースタイムは40分ですが20分くらいしか掛からなかったです。
路肩に停車している方もチラホラ。
20分ほど歩き、小田越登山口到着です!
ここは早池峰山(百名山/1,917m)と薬師岳(1,644m)の起点となる場所で、
ヤマレコ等を見ていると早池峰から降りてきた後に、そのまま逆側の薬師岳に登る人も居るようです。
実際この日も、8時30分に早池峰から降りてきた人が、そのまま薬師岳に登っていきました・・。(僕には無理だ)
↑ガスの合間から頂上っぽいのが見えますが、これ偽ピークです。本物はもっと左奥。
前置き長くなりましたが・・やっと登山開始です。
最初は木道からスタート。幸せ。
熊に対して「ここに人間おるよ〜」と呼びかける一斗缶。
叩きすぎだろ・・鬼でも出たんかい
非常に歩きやすい登山道
ヤマレコで良く見かけるベンチね。
けど、結構序盤にあるから、こんな所で誰も休憩しないでしょ!とは思いました。
携帯トイレブース(テント)。覗く勇気はありません。
登山開始から30分経たないくらいでしょうか、樹林帯を抜け一気に開けてきます!
おおおおお!
ゴロゴロと巨大な岩の山なんですね!すげー!
北アルプスの黒部五郎岳の雰囲気に似てます!黒部五郎も最高の山だったなぁ。
岩の登山道は飽きませんねぇ。楽しい楽しい。
歩く道も鮮明で、気分は既に”稜線歩き”です。
岩手のジャンダルムだ。
振り返ってもこの景色。目の前には薬師岳!
出ました、早池峰山の名物”梯子”。
2段になっていて、1段目は梯子を使わなくても横から登れるようになってました。
↑これは1段目を下から。人が居るところが2段目の取り付きです。
↑これ2段目の下からと上から。
↑登り時はガスだったので、下山時の梯子。ここは人が居るほうがグっと画になりますね!(もうちょっとスカッと晴れてくれよ)
梯子の危険性は低いです。画になるのに危険度が低いとはまた素晴らしい!
梯子ゾーンを超えて少し登ると乗越っぽい所が見えます。
失礼。剣ヶ峰分岐と言うんですね。
小田越コースから登ってきて右に行けば剣ヶ峰。
左に行けば早池峰の頂上。
「剣ヶ峰は帰りに行けばいっか!」ということで左に向かいます。
(もちろん帰りに剣ヶ峰は行きません)
ここから先は天国ロードです。整備された木道に高山植物のオンパレード。
僕は植物苦手なので(未だにコマクサも分からない)、写真撮ってる人をそそくさと抜かして歩きます。
奥の避難小屋の隣が頂上です!天国みたいな道でしょ?
ゴーーーール
コースタイムを少し巻いたくらいですが、そこそこの山なのであまり時間は気にせず登れます。
この日は平日だったので頂上の人はこんな感じ。風はあまり強くないけど虫がね。
今回はKS ultralight gear でカスタムオーダーしたザックで登りました。軽いわ〜 幸せ。
いちお避難小屋の中も覗いてみました。綺麗ですね!
あとは天国ロードを戻り
剣ヶ峰に見向きもせず右に行き
梯子もサクサク降り
岩稜帯・樹林帯・木道ゾーンを経て
ただいまー
いや・・ここゴールじゃないわ・・
ほんとに嫌〜〜な林道を1人トボトボと歩き・・
できるだけ他事を考えて「長いなぁ」「嫌だなぁ」という気持ちを抑え
車まで戻ってきました〜。
帰りも林道歩きは20分でしたが、何よりも嫌いな時間です!
なんだ、ここからも山しっかり見えてたんだ。朝はガスだったので分からなかった。
東北登山の1発目に早池峰山に登れてよかったです。
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